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南房総市は、小向ダムの渇水の影響で売り上げが減少した、和田地区、丸山地区と千倉地区の一部の飲食店や小売店、宿泊施設、美容・理容店、クリーニング店などの事業者に、1か月当たり最大50万円を給付する。この他の業種に対しても1か月当たり一律10万円を給付する。どちらも来年1〜3月を対象期間とし、月ごと最大3回支給する計画。
渇水によって、収益が減少するなど営業に影響が生じる事業者の事業継続を支援しようという制度。一般財源から1億6100万円の事業費を組んだ。
特に大きな影響が出る業種として、飲食や小売、宿泊、美容・理容、クリーニングなどの事業者に対し、来年1〜3月の売り上げが昨年分(9月以降を除く)の月平均と比較して30%以上減少(断水前は水道使用量20%以上減少も要件に含む)した場合に、1か月当たり10〜50万円を支給する。
この他の業種の事業者に対しても、同様の要件で1か月当たり一律10万円を支給する。
また、事業用給水のための工事費や機器の購入代、レンタル代についての補助金(1〜3月を期間に1か月当たり最大10万円)も用意している。
申請は来年2月1日から受け付ける予定になっており、詳しい問い合わせは、南房総市商工課(0470―33―1092)へ。