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妙福寺で文化財を閲覧する参加者ら=南房総

30人が南無谷地区を散策

南房総市公民館主催の公民館講座「安房の偉人『日蓮』ゆかりの地 南無谷を訪ねて」が18日、同市富浦町南無谷で開かれた。同地区の妙福寺住職の法話を聞いて3`のルートを散策。約30人が頭と体をフル回転させて講座を楽しんだ。

富山地区生涯学習推進員が企画。来年2月16日に、日蓮聖人の生誕800年を迎えることから、ゆかりの地が数多く残る同地区に焦点を当てた。

妙福寺では、早島英観住職が日蓮聖人の生涯や題目「南無妙法蓮華経」の意味などについて法話。日蓮聖人は建長5年(1253年)、鎌倉へ布教に向かう際、同地の泉澤権頭太郎の家に泊まり、同家は熱心な信者となった。その後、日蓮聖人は再び同地を訪れ、日蓮宗が広がり、村名が南無谷となったと伝えられている。

同寺には、日蓮の弟子、日法が彫った「日蓮上人の裸像」(市指定文化財)と、「日蓮上人の真筆と証明書」(同)が所蔵されており、当日は参加者らに公開された。

法話を聞き終えた参加者は、妙福寺から歩いて「七面山」へ。途中、平成28年の市の発掘調査で、同地で発見された平安時代の「岡町遺跡」の「土馬(どば)」の解説もあり、散策も楽しんだ。

200段を超える階段をゆっくりと登り、七面堂に到着。天候にも恵まれ、海越しの富士を堪能。その後下山し、豊岡海岸からけさ懸けの松跡を見て、解散となった。

同市平群地区から参加した霜田明良さん(63)は「日蓮聖人について深く知ることができて良かった。七面山からの景色、最高ですね」と目を細めていた。

【写真説明】妙福寺で文化財を閲覧する参加者ら=南房総

12月26日20時00分 750

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