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鴨川国際 交流協会
鴨川市内在住の外国人と顔の見える関係づくりを進める同市国際交流協会はこのほど、ボランティアと外国人が、お茶を飲みながら気軽に交流する「おしゃべりカフェ」を、同市中央公民館で開いた。外国人6人と市民2人の計8人が参加し、「交通安全と防犯」のミニ講座を聴講し、おしゃべりタイムを楽しんだ。
日本の暮らしで分からないことを知る機会や、友人づくりの場にしてもらおうという取り組み。この日は、フィリピン人1人、アメリカ人1人、ベトナム人2人、中国人2人が来場した。
はじめに、鴨川署生活安全課の庄司哲朗課長を講師にミニ講座が開かれた。犯罪被害を未然に防ぐため▽泥棒対策で家にいても必ず鍵を掛ける▽エスカレーターでは、体を斜めにすると盗撮を防げる▽SNSで投稿する際は、GPSを切って――などと呼び掛けた。
日本語、英語、中国語、ベトナム語の交通安全資料も配布。夜は明るい服を着たり、反射材を身に着けたりすることや、ながらスマホ、イヤホンをしながらの歩行を注意。「事故に遭った際は、まず110番に電話する。英語、中国語、ベトナム語など11か国語に対応している」などと説明した。
おしゃべりタイムでは「自分の国では、ちゃんと鍵を掛けている」「夜歩くときは、明るい道を選んで歩く」など情報交換。スマホで自国の料理を紹介し合うなど盛り上がった。
【写真説明】8人が参加したおしゃべりカフェ=鴨川