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純米ばうむを製造する斎藤社長=鴨川

地元素材にこだわり

鴨川市東町の米店「新倉」が令和元年に開発した、「純米ばうむ しっとりミルク仕立て」が、第42回優良ふるさと食品中央コンクールで、一般財団法人食品産業センター会長賞を受賞した。今年は、新型コロナウイルスの影響で表彰式は中止となったが、「コロナ禍での朗報」と関係者が喜びを上げる。

全国各地で生産されている地域色豊かな「ふるさと食品」の中で、品質の向上や加工面で特に優れた成果を挙げた食品に、都道府県などの推薦を受けて表彰する。今年は22品の出品があり、それぞれ農林水産大臣賞4点、食料産業局長賞9点、食品産業センター会長賞9点が選ばれた。

純米ばうむは、長狭米の米粉でつくったバウムクーヘン。卵は館山市の宮本養鶏、鴨川市の亀田酒造の純米酒「大山千枚田」を素材に使うなど、地元産にこだわり、粒子を細かく、1本焼きでバランス良く焼き上げる製法にも力を入れた。

令和2年には「食のちばの逸品を発掘2020」で金賞を受賞するなど評価を受け、今年度は県内唯一の出品に選ばれた。

同社の斎藤英之社長(47)は、「緊急事態宣言で商品はぱったり動かなくなってしまったが、この1年で、ある程度の手応えをつかむことができた。今後も商品を通して、長狭米や南房総地域の発信に貢献できたら」との思いを語った。

【写真説明】純米ばうむを製造する斎藤社長=鴨川

2月15日20時00分 773

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