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協定を交わす左から加藤理事、竹内理事長、金丸市長=館山

台風被害を受けた森やアマモ場の再生活動が展開されている館山市沖ノ島の環境保全、再生に向けて、一般財団法人セブン―イレブン記念財団と市、NPO法人たてやま・海辺の鑑定団の3者が24日、連携協定を結んだ。

同財団は、全国のセブン―イレブン店舗での募金とセブン―イレブン・ジャパンからの寄付金を基に、地域に根差した環境市民団体の活動支援や、地域一体型の森づくり活動「セブンの森づくり」を全国で展開している。

沖ノ島では、おととしの台風で大きな被害を受けた森の再生や、減少傾向にある周辺海域のアマモ場再生の取り組みが同NPOを中心に進められており、今回「館山セブンの海の森」事業として3者で協定を結び、連携して環境保全活動に取り組むことになった。有効期間は10年間。

今後同財団では、5月下旬に県内加盟店オーナーや本部社員などが参加し、島の美化や再生活動をするのを皮切りに、地域住民と一体となった取り組みを定期的に継続していくという。

市役所であった締結式では、金丸謙一市長、同財団千葉地区の加藤晃子理事、海辺の鑑定団の竹内聖一理事長が協定書にサインを交わした。

金丸市長は「沖ノ島再生の取り組みを理解し、選んでもらいありがたい。市としても沖ノ島を中心に世界に目を向けて環境問題に取り組んでいきたい」。

加藤理事は「沖ノ島が再生し、アマモが増えれば、水質が浄化され、多様な生き物が生息する豊かな海を実現することができる。地元の皆さんとともに長く活動を続け、館山市を含む豊かな東京湾を取り戻したい」。

竹内理事長は「森の再生には少なくとも50年ぐらいはかかると思う。50年先の世界を考えることは、地球環境や地域、沖ノ島の環境を考えることにつながっていく。これからの活動に多くの人に関わってもらい、未来をつくる、将来をつくるような取り組みができると素晴らしい」と話した。

【写真説明】協定を交わす左から加藤理事、竹内理事長、金丸市長=館山

3月25日20時00分 729

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