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タイトル:南房総 災害時 上空から情報収集 無人航空機の協定交わす
掲載日時:2017年12月21日(木曜日) 20時00分
アドレス:http://bonichi.com/News/item.php?iid=11970

協定を結んだ石井市長と川江代表取締役(右)=南房総市役所

市と大和印刷

南房総市は20日、館山市にある「大和印刷有限会社」(川江静義代表取締役)と「災害時における無人航空機による協力に関する協定」を結んだ。災害や事故の発生時にドローンを飛ばし情報収集を図るもので、石井裕市長と川江代表取締役が協定書を交わした。

市内で自然災害、大規模な事故など、市民の生命や身体・財産に重大な被害が生じる緊急事態が発生した際に、ドローンを活用して被災状況の情報収集をするもの。

大和印刷では、広告やパンフレットの作成に活用するため、4年ほど前からドローンを導入、現在5機を所有しているという。

今回の協定は、同社の地域に対するボランティア活動としての思いと、市のニーズとが合致して実現したという。

通常、ドローンの飛行にはさまざまな制限があるが、同社では国土交通省の無人航空機の飛行に係る許可・承認書を得ているため、報告すれば同市内に限りどこでも飛ばすことが可能だという。

現状では、被災状況の確認や行方不明者の捜索などは警察、消防団による人海戦術が主な手段で、かなりの時間も要しているが、今回の協定により上空からの捜索などが可能となるため、大きな力を発揮するものと期待されている。

「協力により、迅速で正確な情報を得ることができる。大変ありがたい」と石井市長。同市では引き続き、民間事業者らとの協定締結に取り組み、災害に強いまちづくりを進めていくという。

【写真説明】協定を結んだ石井市長と川江代表取締役(右)=南房総市役所

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