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タイトル:南房総でフィールドワーク 東大教養学部 学生17人が
掲載日時:2017年12月25日(月曜日) 20時00分
アドレス:http://bonichi.com/News/item.php?iid=11976

伏姫籠穴で説明を聞く学生たち

八犬伝ゆかりの地巡る

東京大学教養学部のグローバル教養特別演習の合宿がこのほど、1泊2日の日程で南房総市などで行われた。17人の学生が「南総里見八犬伝」についての調査活動として、八犬伝ゆかりの地や観光スポットなどを巡った。

地方創生推進に向け大学と連携した事業を進めている同市。今回の合宿の講師を務める内藤まりこ兼任講師が、連携している明治大学情報コミュニケーション学部のゼミ講師も務めていることから、同市をフィールドに行われることになった。

特別演習の授業では、日本の代表的な古典文学について内容や作者、歴史・社会背景、現代の受け止め方などを受講生が調査し、結果を英語で議論し合うという。

どのように日本社会に根付いてきたかを学ぶことが目的で、日本人をはじめイギリスや中国、オーストラリア、カナダ、イタリア、スペインなどの17人が学んでいる。

今回は南総里見八犬伝を題材にした合宿。初日には富浦エコミューゼ研究会の案内で、伏姫籠穴や犬掛の里、館山城、養老寺などゆかりの地を散策した。

2日目は、野島埼灯台や岡本桟橋といった観光スポットを巡ったほか、古民家レストランで自然食を体験。旧長尾小の「シラハマ校舎」で、市職員と意見交換も行った。

学生たちは「ゆかりの地を訪問できたことで、物語の世界への想像が膨らんだ」「南房総市には初めて来たが、東京からも近く、美しい景色や深い歴史も味わえ、感激した」と話していた。

同市観光プロモーション課では「さまざまな出身国の学生と交流し、観光面でも外国人へのPRなどの意見を聴く事もできた。インバウンド推進に向け、ホームページの多言語化やパンフレット作成に生かしていきたい」としている。

【写真説明】伏姫籠穴で説明を聞く学生たち

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