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タイトル:高橋金雄氏(館山)に金井賞 農村医学会
掲載日時:2018年11月03日(土曜日) 20時00分
アドレス:http://bonichi.com/News/item.php?iid=12530

金井賞を受賞した高橋氏=東京

総合検診・過脂肪児対策に尽力

地域住民検診や過脂肪児(小児肥満)対策などに取り組んだ元安房医師会病院地域医療部長の高橋金雄氏(78)=館山市=が、日本農村医学会金井賞を受賞した。東京都で開かれた日本農村医学会・国際農村医学会の学術総会の席上、賞状などが手渡された。

金井賞は、元全国厚生連専務理事の故金井満氏の遺志で設けられた賞で、約4000人が加盟する日本農村医学会の医師以外の会員の中から、農村の保健と医療の向上に顕著な功績を上げた一人を毎年選び表彰している。

高橋氏は、宮城県出身、大東医学技術専門学校卒。安房医師会病院には臨床検査技師として勤務し、地域医療部長や事務部長を歴任した。定年後も嘱託として5年間、地域の医療増進に貢献。NPO法人生活習慣病防止に取り組む市民と医療者の会「愛称・小象の会」の設立に参画し、現在は同会の顧問を務めている。

安房医師会病院時代には、同日同一会場で胸部、胃部、循環器、肝臓病、貧血などを検診する成人対象の「総合検診」の仕組み整備、実施にあたり、地元の保健所や市町村などとの調整に奔走。

過脂肪児対策にも尽力し、館山市で医療、学校関係、保護者らで組織する同対策委員会の調整役を務めた。母親料理教室や小中学生を対象としたサマーキャンプなど、肥満の危険性を周知する活動に取り組んだ。

こうした功績が高く評価され、今回の受賞となった。高橋氏は同学術総会で、1000人の出席者を前に2つの取り組みについて「安房地域における地域住民検診と館山市小児肥満対策」と題して発表した。

【写真説明】金井賞を受賞した高橋氏=東京

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