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タイトル:大山千枚田保存会 26日から1泊2日で市民講座 鴨川
掲載日時:2019年01月07日(月曜日) 20時00分
アドレス:http://bonichi.com/News/item.php?iid=12631

宮沢賢治と蛇紋岩

鴨川市のNPO法人大山千枚田保存会は26、27日の1泊2日の日程で、嶺岡山系の地質を構成する岩石、蛇紋岩をテーマにした市民講座「蛇紋岩の不思議〜宮沢賢治編〜」を開講する。岩手県の蛇紋岩を作品に登場させている宮沢賢治にスポットを当てた、地学と文学のコラボ講座で、聴講を呼び掛けている。

鴨川市と南房総市に跨る嶺岡山系は、千葉県の中でも特異な地質で、地中深いマントル近くでつくられた蛇紋岩が露出している。同NPOでは、この蛇紋岩をクローズアップした市民講座を2016年から開講している。

9回目となる今講座のテーマに掲げた宮沢賢治は、地学にも精通し作品に鉱物や岩石を数多く登場させている。中でも生まれ育った岩手県花巻市と宮古市、遠野市にある早池峰山の蛇紋岩は、作品中に多用している。

講座では、初日に国立研究開発法人産業技術総合研究所名誉リサーチャーで、宮沢賢治研究の第一人者である加藤碵一氏を招き、「宮沢賢治と蛇紋岩(サーペンティン)」と題した講演を開催。

転形劇場で団員として活動していた井上弘久氏が、宮沢賢治の詩を朗読。NPO法人鴨川現代バレエ団の長村順子理事長による、宮沢賢治作詞作曲の調べに乗せた舞踏を予定している。

2日目は、県立中央博物館の自然誌・歴史研究部地学研究科主任上席研究員の高橋直樹氏の案内で、大山千枚田周辺に露頭した蛇紋岩を観察することになっている。

参加費は、中学生以上1万2000円(資料、保険、食費、宿泊費含む)、小学生7000円(同、保護者同伴)。

問い合わせは、大山千枚田保存会(04―7099―9050)へ。

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