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県が発表 安房の人口は12万168人 国勢調査の 速報値 台風被災もあり6・45%減少

2021年06月16日 03時00分

県は9日、令和2年10月1日現在で行われた国勢調査の速報値をまとめた。安房地域の人口は12万168人で、前回(平成27年)に比べて8283人減少した。4市町全て減少し、鋸南町は減少率が県下で最も高かった。人口と減少率の内訳は、▽館山市=4万5177人(4・82%減)▽鴨川市=3万2149人(5・25%減)▽南房総市=3万5844人(8・17%減)▽鋸南町=6998人(12・76%減)――で、地域全体の減少率は、6・45%だった。

一方、世帯数の変化は自治体で異なり、館山市は79世帯、鴨川市は130世帯増加したが、南房総市は341世帯、鋸南町は294世帯減少した結果、全体として426世帯減少した。

おととしの台風災害と人口減少の関係について県統計課は、「毎月の常住人口調査を見ると、令和元年の災害以降に確かに転出者が増えたが、2年には例年の減少幅に戻った。減少の大半は高齢化による自然減と考えられる」という。

県全体の人口は、628万7034人(前回比1・03%増)で、過去最多を更新。主に開発が進む流山市や印西市への子育て世帯の移住が人口を引き上げたとされている。

速報は、市町村から提出されたデータを基に県が独自に集計した速報値で、国の速報結果は25日、確定値は11月に公表される予定だという。

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