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和田漁港でツチクジラ漁始まる 南房総

2021年07月13日 03時00分
房州の夏の風物詩、沿岸小型捕鯨漁が11日、操業が開始し、初漁を迎えた。南房総市の和田漁港で、12日の朝、同市の外房捕鯨(庄司義則社長)がツチクジラの解体を行った。

和田地区は、全国4か所の沿岸捕鯨基地の一つ。

初漁のツチクジラは、体長役9・9㍍の雄。11日に銚子沖、北東の海上で捕獲された。

引き揚げられたクジラに神酒をかけて、作業の安全を祈願。水産庁の職員による計測後、解体が始まった。

解剖員の掛け声とワイヤを引っ張る機械音が響く中、解剖員らが大包丁で切ったり、ワイヤで肉を切り離したり。皆、初漁を喜び、港は活気づいていた。

庄司社長は「昨年は捕獲数9頭と、なかなか捕れなかった。今年は、気象状況などを見ながら、できるだけ捕りたい」と話した。

今年は2隻の船で操業し、捕獲枠は約30頭。クジラは、加工食品として店頭に並ぶ他、安房地域では、切り分けられた生肉が販売される。

【写真説明】クジラを解体する解剖員ら=南房総

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