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たてしんレポ 景況感回復も低水準で来期は悪化の見通し

2021年07月15日 03時00分

館山信用金庫は、4~6月期の「たてしん中小企業景況レポート」を発表した。安房地域の企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は、前期比6・3ポイント改善のマイナス31・4ポイントとなった。回復したものの依然低水準となっている。

同金庫が安房地域の取引先70社を対象に調査し、信金中金の全国、県のデータも合わせて掲載している。業況判断DIは、景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を引いた差で、プラスほど良い。

景況感は、全国、千葉県も回復基調にあり、安房も同様の傾向を示した形となった。

安房地域の業種別をみると、小売業マイナス60、サービス業マイナス57・1、製造業マイナス50、御売業マイナス30と、小売業を除きいずれも前期との比較では改善したが、大きなマイナスが続く。

一方、不動産業は0・0、建設業は15・4と他業種に比べ高い水準にあるが、前期比では悪化。台風被害からの復興需要も一巡したとみられ、どちらも来期はマイナス予想に転じている。

全体としては回復傾向をみせた今回の結果だが、来期の全体予想は8・6ポイント悪化のマイナス40が見込まれ、再び悪化する見通しだ。

なお、個別項目をみると、人手不足判断DIはマイナス32・9と全国(マイナス12・1)、県(マイナス13・9)と比較しても人手不足感が強い現状が続いている。

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