ニュース

JASが事業拡大へ第三者割当で8億円を増資

2021年07月21日 03時00分
南房総市のイチゴの生産や育苗を中心とした株式会社JAS(寺川広貴代表取締役)が19日、株式会社辰巳商会(本社・大阪市港区、西豊樹代表取締役)を引き受け先として第三者割当増資で8億円の資金を調達したと発表した。またグループ会社を吸収合併し、新たな農業スキームの構築と事業拡大を目指すという。

JASは、平成27年に創業し、同市白浜、三芳、丸山地区の4か所1万5000平方㍍のハウスでイチゴを生産。本社内の制御室から水や肥料など、全ての環境をモニタリングする生産遠隔管理システムを開発し、遠隔管理の仕組みを応用した他企業への農業参入支援事業を進める。

合併したのは、農作物の加工・販売を主とした株式会社DIGLEE(南房総市)と夏秋イチゴの生産を担っていた株式会社富士山ベリー(静岡県富士宮市)で、夏秋イチゴの生産は令和元年に南半球のニュージーランドに拠点を移転している。

今回の資金調達で、▽農業参入支援事業の展開加速▽イチゴの新品種開発と育苗施設の設備投資▽農業AI技術の開発――に積極的な投資を行う考え。

寺川代表取締役は、「当社のビジネスモデルは南房総で培った経験、技術で成り立っております。今回の投資でさらなる事業拡大を図り、今まで以上に地域雇用の場を創出し地域貢献を前進させます」とコメントしている。

Ads