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まちぐるみでワーケーション 21人で情報交換会 館山

2021年07月25日 03時00分
ワーケーション推進に向けて館山市は、地域の関係者らを集めた情報交換会を、同市北条の菜の花ホールで開催した。同市が目指すまちぐるみでの推進に向けた第一歩で、21人が先進事例の紹介や拠点整備を目指す事業者の計画に耳を傾け、意見を交わした。

新たな働き方として注目を集めるワーケーション(観光地で働きながら休暇を過ごすこと)。同市では、関係人口の拡大による活性化、将来的な移住定住の促進、企業誘致なども目指し、まちを挙げた推進に力を入れている。

具体的には、テレワークができる拠点整備をしてワーケーションを進める事業者への補助金を創設した他、現在は推進業務を担う地域おこし協力隊員を募集。今後、そうした事業者、協力隊員を中心に、市内事業者とのネットワークづくり、受け入れ態勢の充実を図っていきたい考えだ。

今回は手始めとして情報交換会を企画。市観光協会や宿泊、公共交通事業者、館山信用金庫、県、市、さらに市の補助制度の採択を受けた株式会社「LIFULL」などの関係者が参加した。

情報交換会では、市担当課が「市が現在考えているワーケーション推進施策・方向性」について説明した後、市参与で凸版印刷の矢尾雅義氏が、最近の動向や先進自治体の事例などを交えながら講演した。

さらに、同市北条のリゾート合宿所「ナミカゼ館山」を拠点施設にするため整備を進めているLIFULLの小池克典氏が、館山との関わりや今後の取り組みなどについて意気込みを語った。

意見交換では「ターゲットを絞り、どう差別化を図るか」「行政が中心となり、都市部への積極的な発信を」「推進するには主体となる窓口が必要」など多彩な意見が上がった。

市では、今後も同様の情報交換会を継続的に開催し、関係者のつながりを強め、まちぐるみでの推進につなげていきたいとしている。

【写真説明】情報交換する出席者ら=館山

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