ニュース

久根崎さんが聖火トーチをお披露目 鴨川

2021年07月27日 03時00分

東京五輪の聖火ランナーとして、点火セレモニーに参加した鴨川市の久根崎克美さん(58)が24日、同市の亀田医療大学みずきホールで、日常を支えてくれる仲間らにトーチをお披露目した。集まった50人に、当日の様子を報告し、これまでの感謝の思いを伝えた。


難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患い闘病中の久根崎さん。支えとなっている仲間や医療従事者らに感謝を伝えるとともに、「病気や障害を抱えながら生き、挑戦している人や家族へのエールになれば」とランナーに応募したところ、県で選考された。1日に山武市で行われた点火セレモニーに参加し、大役を務め上げた。

 

当日、沿道で応援する予定だった人らに向けたトーチのお披露目会を、有志らによる「くねちゃんを応援する会」が企画。地元だけでなく、いすみ市大原や千葉市などからも友人らが駆け付けた。

 

当日は、トーチとの撮影会と、点火セレモニーの1日を中心に追ったドキュメント映像「聖火ランナーくねちゃんの7月1日」の上映会が行われた。上映後は、久根崎さんが当日の心境を語り、「応募した動機となった思いをしっかりと果たすことができた」と報告した。

 

参加した笹沢実莉さん(東条小3年)は「病気と闘いながら、聖火ランナーをやった久根崎さんがかっこいいと思った。私も久根崎さんのように夢のために頑張りたい」と話した。

 

写真撮影時には、仲間から「夢をありがとう」「トーチを持つ姿に感動した」と声を掛けられ、久根崎さんは、穏やかにほほ笑んでいた。

 

会を終えて「当日に支えてくれた3人の仲間だけでなく、たくさんの仲間がいて、支えてくれていることを感じられました。ありがたい、うれしいという気持ちでずっと笑顔でした」と話した。

【写真説明】トーチを持つ久根崎さんと記念撮影をする参加者=鴨川

Ads