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リノベ講座参加者が廃材活用しバーをオープン 館山

2021年07月29日 03時00分
JR館山駅東口前の夢通り沿いに15日、バー「WEEKEND」がオープンした。昨年1月に開催されたリノベーションスクールの対象物件で、1年以上かけて地域内外の参加者らが協力して改修。素材の9割以上に廃材を活用し、DIYコミュニティーの交流の場にしていきたいという。

同所は、かつて雑貨や古着を扱う同名の店舗が利用してきたが、長らく空き物件に。市の空き物件を利活用する「リノベーションまちづくり」に賛同するオーナーが講座の対象物件として提供していた。

講座では10人がチームになってアイデアを熟考。おととしの台風被災とDIYの要素を組み合わせ、「廃材を生かしたDIY工房」で移住者や2地域居住者のコミュニティーづくりを提案した。

その後、本格的に物件活用を模索する中で昨年7月、南房総市の白井健さん(35)と館山市の田中翔太さん(26)が合同会社すこっぷを設立。建物全体を借り受け、利用者を募集してともに改修を進め、入居後に賃貸収入を得る転貸業を始めることになった。

全17・5坪の建物の、8・78坪の区画に手を挙げたのは船橋市と館山市の2地域居住をする上野彰一さん(54)。トレーラーハウスの内装業を営む経験があり、古材だけでなく、雑貨や小物に明るく、「こんな店が館山にあったら」と、自ら思い描くアメリカンなバーを講座参加者らと具現化した。

白井さんは、「時間はかかったが、講座やこの場所が起点となって多くの関係人口が生まれつつある。もう1区画あるので内容を詰めていきたい」。上野さんは、「東口に魅力的な店も多いので、回遊性を高められたら」と展望を語っていた。

店舗の営業時間は、午後6~9時。金曜、土曜以外は不定休で、外のネオンの点灯が営業のサインだという。問い合わせは、WEEKEND(0470-28-4553)へ。

【写真説明】店内で(左から)白井さん、田中さん、上野さん=館山

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