ニュース

クラウドファンディングで千田の花畑再生へ 南房総

2021年08月01日 03時00分
南房総市は、同市千倉町千田地区の花畑の再生に向けて、ふるさと納税ポータルサイト「楽天ふるさと納税」を活用したクラウドファンディング(CF)を30日から開始した。耕作放棄地となっている花畑を再生し、観光客の減少に歯止めをかけようという。寄付金は、市の第三セクター「ちば南房総」が運営する道の駅ちくら潮風王国とテナント会が主体となって整備、管理に充てる。期間は10月28日まで。目標金額は1500万円。

潮風王国は、おととしの台風被害、昨年からのコロナ禍によって観光客が減少し、入り込み客は平成30年度と比べると40%減で、隣接する千田地区の花畑でも同様の状態だという。

千倉地区の花き栽培は、大正時代に花き組合を設立し、切り花の出荷から始まり、昭和40年代からは白間津地区に無料駐車場を設置するなど発展し、全国的に知名度の高い“南房総の早春の花摘み観光”となった。しかし現在は、花畑の集客数の減少や生産者の高齢化によって耕作放棄地が目立っている。

そのため、潮風王国とテナント会が、「千田地区の花畑再生に向けた取り組み」を行うための事業費を集めようと、ふるさと納税を活用したCFを始めた。

集めた寄付金をもとに、令和4年度から2か年計画で事業を実施。耕作放棄地の整備に始まり、種まき、花の管理、来訪者が花畑と道の駅を行き来し、リピート来場してもらえるようなイベントを行い、集客増を目指す。また、花畑内には“映えスポット”もつくるという。

CFは、「楽天ふるさと納税」で1万2000円から募集している。返礼品にはカレンデュラのドレッシングやイセエビ、サザエ、魚の干物など、10種類が用意されている。

ポータルサイトには、市のホームページから進める。

担当の企画財政課では「花畑の再生は、地域にとっての長年の課題。今回はテナント会が声を上げてくれたので、地域を盛り上げるためにも目標額を達成したい」と話している。

詳しい問い合わせは、南房総市企画財政課(0470-33-1001)へ。

【写真説明】花畑再生CFのトップページ

Ads