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3度目の緊急事態宣言が発令 千葉県

2021年08月01日 03時00分
県の要請を受けて国は30日、県内で3度目となる緊急事態宣言の発令を決めた。期間はあす2日から31日まで、県内全域で酒類を提供する飲食店などは、休業要請となる。熊谷俊人知事は、「今起きている感染爆発は、経験したことのない規模」として、最後の発令にできるよう県民に協力を求めた。

県内では、直近7日間平均の新規感染者数は約486人で、30日には753人と過去最多を更新。病床稼働率は48・5%、重症者用病床の稼働率は26・7%となった。

急速な感染拡大を受けて県は、今後、重症患者や中等症患者などの入院患者が増えた場合、一般医療や救急医療の大幅な抑制が必要となるフェーズ4の病床確保計画へ移行することを決定した。

酒類やカラオケ設備がある飲食店は休業要請に。酒類やカラオケ設備がない(提供しない)飲食店を含む商業施設は、午後8時までの時短営業が求められる。

館山市で飲食店を営む40代男性は、「時短の期間は、酒や食材の仕入れ、固定費、人件費など経費があり、協力金でまかなえない店も多かった。また、協力金は収入になるため、来年客足が戻らなければ税負担で破綻する心配も広がっている」と先行きに不安をにじませた。県は、宣言下も「県飲食店感染防止対策認証制度」の受け付けを進めるとしている。

また、児童生徒を対象とした各種大会や学校行事は一律に中止とせず、実施できるよう具体的な支援策を検討するという。

熊谷知事は、「このまま感染が拡大すると、事故や急病に対して最善の医療が提供できない可能性も出てくる。重症化リスクの高い方がワクチン接種を終えたころに出口が見えると考えるので、今しばらく感染防止行動のご協力を」と県民に訴えた。

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