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原爆の恐ろしさ語り継ぐ安房反核フェスが始まる

2021年08月04日 03時00分

「安房反核フェスティバル」が、始まった。初日の1日と3日の会場となった鴨川市の西条公民館では、広島市の高校生が被爆者と共同制作した「原爆の絵」35点のスクリーン上映があり、来場者らは原爆の悲劇について理解を深めた。


原爆や戦争の恐ろしさを語り継いでいこうと、館山市被爆者同友会(谷口直会長)が毎年、開催している。


「原爆の絵」は、戦争体験のない広島市立基町高校の生徒が、被爆者の体験談を聞き取り、印象に残った場面を約1年かけて絵にした作品群。スクリーン上映では、やけどを負った被爆者の様子などを描いた絵とともに、状況を解説する音声が流れ、来場者らは当時の凄惨(せいさん)な状況に思いを巡らせた。市内の70代女性は「むごたらしさを感じた。戦争体験者は減っている。この歴史を後世に伝えていかないといけない」と話していた。


同会の古畑玲子さん(74)は「原爆の悲劇、戦争は2度と起こしてはいけない。しかし世界中に今でも核実験場や原発がある。無関係なことではないと知ってほしい」と訴えている。


反核フェスは鴨川の他、きょう4日午後1時半~3時半に南房総市の千倉保健センター、6日午前9時~午後3時にメイン会場の館山市コミュニティセンターで開催される。

【写真説明】「原爆の絵」のスクリーン上映=鴨川

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