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長狭高の創立100周年に向け実行委が準備 鴨川

2021年08月11日 03時00分
鴨川市の県立長狭高等学校が、来年5月に創立100周年の節目を迎える。記念誌の発行や式典・祝賀会といった記念事業が予定されており、同窓会やPTA、学校関係者などでつくる実行委員会(委員長・長谷川孝夫鴨川市長)が、準備を進めている。

同校は、千葉や北条(現館山)に遊学する必要があった旧制中学時代に、地元に中学を開校することが急務という声の高まりを受け、長狭地域にあった旧鴨川町他10町村が大正11年5月、組合立で開校した。

昭和3年4月、県に移管され県立長狭中学校と改称。戦後の学制改革で、23年4月に県立長狭高等学校となった。24年に吉尾分校を開校(38年に本校に統合)、25年には夜間の定時制を併設。平成26年からは医療・福祉コースを設置するなどしてきた。

昭和38年に1学年8学級編成(1学年定員400人)となり、旧鴨川中学校の敷地にあった校舎が手狭となったため、40年に現在地に移転。特別教室、体育館兼講堂、プール、宿泊研修室、文化ホールなどを整備し、現在の姿になった。

全日制の生徒定員は、旧制中学校の開校時が250人。最も多かったときは1学年8学級で1200人、現在は1学年4学級で480人となっている。

学校活動でも功績を残し、部活動では39年に全国高校剣道大会で優勝、46年にNHK全国合唱コンクールで3位。62年にはPTA活動文部大臣表彰、平成10年に全国高校PTA連合大会群馬大会表彰、27年に県教育功労者(学校教育の部団体)表彰を受賞している。

旧制長狭中から数えて100周年を迎えるに当たり、約50人でつくる実行委員会を立ち上げ、6つの記念行事部会を組織。これまでの歩みをまとめた記念誌の発行、式典などの他、「長狭高100年の歴史」を展示するコーナーを校内に設置、生徒向けの講演会、コンサートなども予定している。

現在、実行委では事業のうち1500万円を募金で賄う計画で、協力を呼び掛けている。同窓会名簿などを基に趣意書と振り込み用紙を発送しているが、住所を変更したなどの理由で届いていない場合は、長狭高校事務室(04-7092-1225)へ連絡するよう求めている。

【写真説明】旧鴨川中にあった旧校舎の全景=実行委提供

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