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9月5日まで海の博物館で「イカ展」 勝浦

2021年08月12日 03時00分
勝浦市にある県立中央博物館分館「海の博物館」で、イカをクローズアップした収蔵資料展「イカ展」が開催されている。同館とっておきのイカの標本30種40点などを展示しており、中でもダイオウイカの成体と子どもが並ぶ展示は見もの。9月5日まで。

同館は、海の自然に関する展示や研究を行っている施設。同展では、約7万点の収蔵資料の中から、食卓では身近な存在である「イカ」をテーマにした標本や生体をお披露目している。

勝浦市沖で捕獲された、細長い体と目の周りの発光器が特徴のユウレイイカ、深海のトックリイカ、コウイカの仲間では最も大きい「コブシメ」など、個性豊かなイカがずらり。

同展担当の柳研介研究員の一押しは、足を伸ばすと2・7メートルにもなるダイオウイカの成体と、約20センチの子どもの標本が並ぶコーナー。「国内でもかなり珍しい展示だと思う」と自信を持っておすすめする。

世界最小のイカ「ヒメイカ」の生体展示もあり、体長約1~2センチの愛らしい姿が人気を博している。イカの仲間の分類や、イカの体の構造などを紹介するコーナーもある。訪れた家族連れは、「イカは心臓が3つもあるんだって」などと感嘆しながら、学びを深めた。

埼玉県から来た西沢聖一郎君(10)は「ダイオウイカの子どもは想像していたより細かった。イカってこんなにいっぱい種類があるんだと驚いた」と話した。

午前9時から午後4時半までで、入館は同4時まで。月曜休館。一般200円、高校・大学生は100円。▽中学生以下▽満65歳以上▽障害者手帳を持つ人とその介護者1人--は無料。問い合わせは同館(0470-76-1133)まで。

【写真説明】展示されているダイオウイカの標本=勝浦

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