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日本遺産登録へ協議会発足 富津・鋸南

2021年08月13日 03時00分
鋸山が日本遺産「候補地域」に選定されたことを受けて5日、鋸南町中央公民館で「鋸山日本遺産候補地域活用推進協議会」の第1回会合が開かれた。富津市と鋸南町の首長をはじめ、関連団体の代表者など約30人が出席し、今後の事業内容が協議された。

日本遺産とは平成27年から文化庁が開始した制度。2市町は令和2年度に鋸山の申請を行っていたが、同年度中の認定には至らなかった。

一方、同庁は全国104件認定された日本遺産の取り組みや活動を審査する制度を始め、令和3年に「候補地域」を新設。改めて書類を精査して申請したところ、鋸山の石仏関連遺跡や石切り場跡の産業遺跡が候補地域に選ばれることになった。

2市町は、高橋恭市富津市長を会長、白石治和鋸南町長を副会長、両市町の担当課、観光協会、地元区長らを委員に、東京湾フェリー、JR東日本千葉支社、日本寺、鋸南町ガイドボランティア、金谷ストーンコミュニティー、道の駅保田小学校代表者などをオブザーバーとして協議会を発足。

この日は、両市町長があいさつで、地域活性化につながるよう4年後の認定に向けて協力し合うことを確認。国の補助を受けて3年間活動を行うに当たり、組織整備、人材育成、情報発信について事業内容が協議された。

鋸南町でガイドボランティアを行う70代男性は、「ここ数年、取材も増えて注目を肌で感じている。より多くの人に知ってもらえるチャンスなので、着実に進めてほしい」と期待を込めた。

【写真説明】2市町の関係団体で開催された初会合=鋸南

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