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長狭高生が亀田メディカルセンターで体験実習 鴨川

2021年08月19日 03時00分

鴨川市の亀田メディカルセンターでこのほど、長狭高校が設けている医療・福祉コースの医療分野で学ぶ3年生30人が、医療体験実習を展開した。2日間の日程で、それぞれが希望する7職種で医療現場の実際を体験した。

同センターを運営する医療法人鉄蕉会では、平成27年9月に同校と教育連携協定を締結。地域の医療、福祉人材の育成に向けて、専門職種による出張授業や現場体験など、さまざまな形でカリキュラムをサポートしている。

体験実習は、希望する職種について、より理解を深めることが目的。事前に実習先を募り、希望職種に1日影のようについて回り、「見て体験・学習」するシャドー研修というスタイルで行われた。

看護師や放射線技師、救急救命士を希望した生徒には、実際のユニホームが貸し出されるなど、実習を盛り上げる演出も。看護現場では、バイタルサイン(血圧、脈拍、呼吸、体温)の観察の仕方、患者とのコミュニケーション、清拭・足浴・手浴などを体験した。

2日間同じ職種を実習する生徒、初日と2日目で異なる職種を選ぶ生徒もいて、関係者は「教育現場も新型コロナウイルス感染症の影響を受ける中、高校3年生の夏は大きな意味を持つ。それぞれの進路を見極める上でも、大きな意味を持つ実習となったのでは」。

1日5時間半に及ぶ2日間の実習は、生徒にとって貴重な経験となったようで、生徒たちは「実際の現場を見て、自分の将来が明確になった」「病棟勤務の看護師の仕事を実感することができた」「院内救命士の重要さが分かった」などと話していた。

11月には、体験学習の受け入れを行った部署スタッフ向けに、実習に参加した生徒による「医療体験実習発表会」が開かれることになっている。

【写真説明】医療現場を体験した長狭高の生徒ら=鴨川

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