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豊房小でパラ聖火の採火式 館山

2021年08月19日 03時00分

東京パラリンピックの聖火のもととなる市町村の火を採火する、採火式が18日、県内各市町村で行われた。安房4市町でもマイギリ式や太陽光を利用するなど、それぞれ特色ある方法で採火式が行われ、パラリンピックに向けての火がおこされた。


館山市では、豊房小学校(佐野清校長)で採火式が行われ、6年生12人の児童が臨んだ。児童らが学校田で丹精したコメの稲穂に、太陽の光を虫眼鏡で集めて火をおこす方法が採用され、自然豊かな館山を象徴する採火式となった。


夏空の下、教員のサポートを受け、児童が虫眼鏡を当てると、稲穂からは徐々に煙が立ちはじめ、時折雲に太陽を遮られながらも炎となって採火に成功。点火棒で児童が持つトーチへと移されると、見守る児童、教員、保護者らからは歓声が上がり、笑顔と無事に採火できた安堵(あんど)の表情も見られた。


採火式に参加した川名拳正君は「自分の学校で採火した火が、聖火になることはうれしいし、光栄に思う。パラリンピックに出場する選手が活躍できるよう応援したい」と感想を話していた。

 

採火した火は、児童を代表して石井英里さん、谷口莉世さんが「学校田の稲穂のパワーがこもった火です。聖火台に届けてください」と、トーチで専用のランタンへ点火し、市スポーツ課職員へ託した。


ランタンにともった火は、この日のうちに市原市の市原スポレクパークで行われた集火式へ運ばれ、各市町村の火を集めた「千葉県の火」に。同日の千葉市の千葉ポートタワー前広場での点火セレモニーを経て、国立競技場の聖火台へ向かう。

【写真説明】虫眼鏡で稲穂に点火する児童と教諭=館山

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