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BCPに向け職員の安否確認訓練実施 南房総

2021年08月26日 03時00分
南房総市はこのほど、大規模災害発生時に市役所機能を維持し、優先業務の迅速な着手に向け、職員の現状確認をするための「職員安否確認メール訓練」を実施した。7月と今月の計2回、派遣を除く約500人を対象に行ったところ、2回目の訓練では91%の職員から回答があったという。

大規模な災害が発生したことを想定し、行政機能の低下が予想されることに備え、市民生活を支える市役所機能を維持しようと、平成29年に「業務継続計画(BCP)」を策定した同市。計画の実効性を高めるため、訓練や研修の実施など、内容の見直しも行っている。

訓練は、BCPに基づき、優先業務の迅速な着手に向けて、職員を確保できるかどうかを確認するためのもので、2度目となった。

職員には事前に、7月17、18日のうちの1日、8月12日に実施することを周知。安全安心メールを使って、氏名や負傷の有無、登庁可能時間などを入力後、送信してもらう形で集計を取った。

その結果、1回目となった7月17日の訓練では、1時間以内に回答があった職員は58%で、3時間以内は76%だった。2回目の8月12日は、1時間以内が76%、3時間以内は91%だった。1回目の訓練では送信方法に誤りが多かったというが、2回目の訓練では大きく改善されたという。

担当の同市総務課では「職員の意識をさらに高めるためにも訓練を続け、有事に対する備えを進め、全員から回答を得られるようにしたい」と話している。

【写真説明】回答メールを集計する総務課職員=南房総

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