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陸自オスプレイが館山基地に初飛来

2021年08月27日 03時00分
館山湾上空を飛ぶオスプレイ=館山

木更津市の木更津駐屯地に暫定配備されている陸上自衛隊のV-22オスプレイが26日、館山市の館山航空基地に離着陸訓練で初めて飛来した。

オスプレイはこの日昼前、館山湾沖合から姿を見せ、海上をゆっくりと旋回して東側から同航空基地に入り、午前11時50分前に着陸。2度の離着陸訓練をして、正午前には再び沖合に向かって飛び立って行った。

城山公園の山頂には、オスプレイを収めようと訪れた写真愛好家の姿も見られた。同市沼の元海上自衛官の男性(72)は「館山に初めて来たオスプレイを見ることができて良かった。3時間近く待ったかいがあった。海自のヘリと違って、音が独特でしたね」と話していた。

 

館山航空基地に着陸するオスプレイ=同


一方、基地周辺では、「館山九条の会」(沖山静彦代表)の呼び掛けで、市民ら約40人による抗議活動も行われた。

集まった市民らは、「オスプレイくるな」などと書かれたプラカードや横断幕を掲げ、反対姿勢を示した。

同会の沖山代表は「オスプレイは各地でトラブルや事故を起こしている。安全性の問題に加え、騒音や低周波振動による住民や漁業への影響も懸念される。私たちは導入自体反対で、訓練も到底容認できない」と訴えた。

 

抗議活動をする市民ら=同


館山市によると、館山基地のオスプレイ飛来については、7月13日に防衛省北関東防衛局から、8月以降に同基地に飛来して訓練を行うと説明があり、市側は安全な運用と事前の情報提供などを求めていた。今回の訓練については、8月17日に事前の連絡があったという。

防衛省が7月に市に示した資料によると、館山基地では離着陸訓練、計器進入の訓練を行う予定で、当面の使用頻度は月数回程度の見込みだという。

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