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安房の小中学校で新学期がスタート

2021年08月31日 03時00分
安房地域の小、中学校は、夏休みを終え、新学期を迎えている。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、各校で感染防止対策を徹底して、学習活動を展開していくという。

館山市内の3中学校では30日、夏休みが明け、始業日となった。同市では、中学校での感染拡大防止対策として、学級を2班に分け、午前と午後での分散登校、短縮授業や、部活動の中止といった措置を、9月12日まで予定している。

館山中学校(吉田慎一郎校長、生徒数709人)では、生徒らが、はつらつとした表情で登校。友人同士で「おはよう」と元気にあいさつを交わしていた。

昇降口前の2か所で、体温や健康状態を記入してもらった健康観察カードを、教職員らが確認。確認を終えた生徒らは、せっけんで丁寧に手を洗い、消毒をしてから校舎内に入っていった。

同校では、廊下や教室の前などに「クリーンゾーン」として消毒液を設置し、こまめな手指消毒を呼び掛けている。教室内は、間隔を空けて着席、常に窓を開けて換気するなどの対策に取り組んでいる。また、授業に参加できない生徒に対して、タブレット端末などを活用し、対応していくとしている。

この日は、夏休み明けの初日として、吉田校長が校内放送であいさつ。夏休み中にあった部活動の大会や発表での生徒らの活躍をたたえ、学校での感染防止対策への協力を呼び掛けた。「さまざまな制約はあるが、充実した学校生活を送ってほしい。皆さんの成長を楽しみにしている」といった語り掛けを、生徒らは真剣な表情で聞いていた。

生徒会長の江月楓歩さん(3年)は、「外出はできなかったけど、受験勉強をするなど充実した夏休みが過ごせた。コロナへの不安はあるが、きょうみんなの顔が見られて安心した」。体育祭といった今後の行事について、「どんな形になるか分からないが、生徒会として関わっていくことは変わらないので、しっかりと取り組みたい」と語った。

南房総市の富山学園、嶺南中、鋸南町の鋸南中も30日、新学期が始まった。

館山市内の小学校、南房総市の2校以外の小中学校、鋸南町の鋸南小は、9月1日を始業日としている。

鴨川市内の小中学校は5日まで、休業としており、児童、生徒の登校を、6日から予定している。

【写真説明】校舎に入る前に手洗いをする生徒=館山
【写真説明】分散登校により半数になった教室=同

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