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8月の感染者500人超で自宅療養も急増 安房4市町

2021年09月03日 03時00分

安房地域の新型コロナウイルス感染者数の累計が8月の1か月間で518人に上った。地域内の病床も一時満床近くまで埋まり、予断を許さない状況が続いている。

7月後半から感染者の発表は連日続いたが、急増したのは8月4日の22人。その後、20人以上の発表は計12日間、30人以上も6日間で、8月20日には最多の52人を記録した。

年代別にみると、40代が21・2%と最も多く、50代が16・4%、10代が14・1%、20代が13・9%とワクチン接種率の低い年代での感染が目立った。10歳未満も6・2%含まれ、60代以上は、16・2%だった。

県によると、安房管内の61病床は、8月2週目から4週目にかけて、ほぼ満床の状態が続いていたが、「医療関係者の尽力のおかげもあり、入院が必要な患者の搬送先が見つからなかったケースはない」という。

一方、8月26日時点での安房地域の自宅療養者は、▽館山市=56人▽鴨川市=39人▽南房総市=44人▽鋸南町=6人--の計145人と、軽症であった場合に自宅で健康観察を行う人の数は急増した。

9月1日現在の病床稼働率は7割ほどに下がりつつあるが、県は「学校の新学期も始まり、今後の状況は不明点も多い。重症患者が入院できない事態を防ぐためにも、感染予防対策を改めて徹底してほしい」としている。

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