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休業中の小中学校でオンライン学習 鴨川

2021年09月03日 03時00分
5日まで臨時休業となっている鴨川市内の小中学校で、1日から、タブレット端末を使ったオンライン学習が始まった。鴨川中学校(滝口正勝校長、生徒数524人)では早速、5教科の授業が行われ、生徒たちは自宅にいながら学習に取り組んでいる。

同市教育委員会では、昨年12月までに、市内の全児童生徒約1950人にタブレット端末の貸与を完了。8月26日の臨時校長会で休業が決まり、小中学校全10校に、1日から3日までオンラインでの健康観察を行うよう指示した。学習支援については各校の判断とした。

鴨川中学校では1日朝、オンラインで出欠確認を行った後、授業を開始。50分授業を午前2コマ、午後3コマ行い、教員が授業する様子を学年ごとに一斉配信している。

1年生の英語の授業では、生徒がいない教室で、教員がタブレット端末のカメラに向かって授業を行い、板書などを映し出して配信。同じ授業を全6クラスの生徒が自宅で受講した。

授業を受けた岩崎昊太さんは「タブレットの使い方など不安もあったが、徐々に慣れてきた。いつもと違い、一人だけで授業を受けているのが寂しかった」。安東凜々さんは「予想以上にスムーズに取り組めて、授業も分かりやすかったが、先生にすぐ質問できないところがもどかしかった」と話していた。

一方、教員は「画面を通しても見やすいよう板書を工夫した。生徒の反応が見えないところが難しかった」と振り返った。

滝口校長は「休業が決まってから短い準備期間だったが、全校で無事、オンライン授業に取り組むことができ、ピンチをチャンスに変えることができた。今後も継続して活用していきたい」と話していた。

市教委によると、市内10校中、約半数の小中学校でオンラインでの学習支援に取り組んでいる。

【写真説明】英語の授業を配信する教員=鴨川

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