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ベルーガ2頭に赤ちゃん誕生 鴨川シーワールド

2021年09月04日 03時00分
鴨川市の鴨川シーワールドでこのほど、ベルーガの赤ちゃん2頭が誕生した。シーワールドでベルーガの出産は初。3日から同館のロッキーワールド内「イルカの海」で一般公開しており、先着1450人の3歳以下の子どもを対象に、ベルーガピンバッジをプレゼントする。

ベルーガは、イッカク科シロイルカ属に分類されるクジラの仲間で、北極海周辺に生息する。真っ白い体が特徴で、かわいい声でよく鳴くことから「海のカナリア」の愛称を持っている。

シーワールドは昭和51年、国内で初めて、世界で4番目に飼育を開始。パフォーマンスを通して、目隠しをしたまま障害物をよけて泳いだり、物の材質を識別したりする能力と高い知能を披露し、愛嬌(あいきょう)のある姿で人気を集めている。

ベルーガの妊娠期間は15・5か月で、「ニーナ」が7月22日、続いて「ビーツ」が28日に出産した。クジラ類は、尾びれから生まれるのが正常だが、ビーツの子は頭からの逆子。どちらも飼育員に見守られる中、自力で水面に泳ぎ出て、生まれて初めての呼吸をした。

ニーナの子は、雌で体長127センチ、体重41・5キロ(7月24日計測)。ビーツの子も雌で、体長134センチ、体重49キロ(7月30日計測)。シーワールドでは今後、2頭の父親について遺伝子調査するという。

2頭のうち、ニーナの赤ちゃんを3日から同館のロッキーワールド内「イルカの海」で一般公開している。動物の体調を最優先とするため、状況により観覧規制を行う。ビーツの赤ちゃんは現在人工哺乳を実施しているため、公開の予定は立っていない。

「鴨川シーワールドで初めてのベルーガの赤ちゃん。無事大きくなれることを願っています」と、職員全員で赤ちゃんの誕生を喜んでいる。

出産の様子の動画は、動画配信サイトで見ることができる。

【写真説明】分娩中のニーナ=鴨川シーワールド提供
【写真説明】母乳を飲むビーツの赤ちゃん=同

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