ニュース

県道市原天津小湊線「清澄山道ループ橋」が30年かけ完成 鴨川

2021年09月09日 03時00分
外房地域の懸案だった鴨川市の県道市原天津小湊線バイパス区間「清澄山道ループ橋」が完成し、13日午前11時に開通する。着工から30年をかけ、災害に強いルート確保を目指した建設事業が完了した。

市原天津小湊線は、京葉地域と外房を結ぶ幹線道路。清澄山系や養老渓谷など豊かな自然に囲まれ、観光道としての機能も持つ。しかし、以前の道は、幅員が狭く屈曲も多い上に、急峻(きゅうしゅん)な地形のため、降雨の影響などで度々通行規制が発生していた。

この問題を解消するため、県は平成3年度に今回開通した全2・7キロの区間「坂本工区」の道路拡幅と特に狭小な区間をバイパスするループ橋の整備に着手。橋の北側800メートルと、南側1キロ区間は、平成19年までに道路拡幅が完了した。

完成したループ橋の長さは、700メートル、幅員は7・5メートル。平成13年に着工し、今年2月の日蓮聖人生誕800年に合わせて完成を予定していたが、コロナ禍で専門職の確保が難しいなどの理由から半年ほど遅れての開通となった。

県の担当者は、「時間はかかったが、バイパス整備で、防災力が向上した。安心して通行してほしい」としている。開通後1週間は、君津市側の現道の取り付け部で、片側交互通行による工事が行われているため、注意を呼び掛けている。

【写真説明】「清澄山道ループ橋」の航空写真=鴨川

Ads