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清澄ループ橋で開通前に安全祈願祭 鴨川

2021年09月12日 03時00分
鴨川市天津の主要地方道市原天津小湊線の坂本工区で進められてきた「清澄山道ループ橋」を含むバイパス工事が完了し、13日から開通する。これを前に10日、地元の浪切寺の横嶋秀玄住職による安全祈願祈祷式が、現地で行われた。

長谷川孝夫市長、宮田昌明安房土木事務所長をはじめ、施工業者を代表して久野工業の渡辺良治代表取締役、地元の芝町内会の代表らが参列。祈祷の後、参列者による「通り初め」が行われた。

長谷川市長は「長年の懸案であったバイパスが、無事完成した。県の関係者の皆さんには、本当に感謝を申し上げます。不動滝や清澄寺などの観光スポットを目指しやすくなる。新型コロナウイルス感染症が落ち着いたら、ぜひ観光に訪れてほしい」と話していた。

同バイパス区間は約700メートル(うちループ橋は192メートル)。現在の道路は、道幅が狭くすれ違いが困難な上、ヘアピンカーブが2か所あり、急斜面に沿っていることから降雨の影響などで土砂崩れが発生しやすく、たびたび通行規制が掛かっていた。

問題を解消するため、県は平成3年度に同工区の整備に着手。19年までにループ橋の北側800メートルと、南側の1キロ区間の道路改良を完了した。安房地域で初めてとなるループ橋は13年度に着工し、20年の歳月をかけ完成した。

これにより、清澄・四方木地区住民にとっての利便性や地域防災力のアップ、観光スポットへのアクセス向上につながるものと期待される。今後も、県により開通部分への接続、未改良区間の整備が進められる。

【写真説明】現地で行われた安全祈願祈祷式=鴨川

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