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アワビ漁継続へGCF 南房総

2021年09月30日 03時00分
南房総市は、アワビ漁を継続させるため、ふるさと納税を活用したガバメントクラウドファンディング(GCF)を、10月3日から12月31日までを期間に行う。東安房漁協で実施している稚貝放流事業に必要な、アワビの稚貝の購入費などに充てる。目標額は300万円となっている。

市内で採れるアワビは、全国の市場で「房州黒あわび」として取引されているが、漁獲量の減少や漁業従事者の高齢化などが大きな課題となっている。

そのため同漁協では、アワビ漁を未来に残すため、稚貝を放流して水揚げをする「育てる漁業」を展開。1年に1回稚貝を放流し、3年間の育成期間を設けて漁穫・放流する「3年輪採方式」を行い、一定の水揚げを保っている。

今回のGCFは、集まった寄付金をこの取り組みの補助金に充てるためのもので、同市のアワビ漁向けのGCFは平成28年、30年、令和元年に続き4回目となる。

ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクが提供するGCFを活用する。1万円から寄付ができ、金額に応じて「房州黒あわび」などの返礼品が用意される。返礼品が届けられるのは、アワビ漁の解禁となる来年5月以降となる。

担当の市企画財政課では「GCFでアワビ漁を未来に残し、全国、世界に誇る房州のアワビを、これからも全国の食卓に届けたい」と話している。

寄付はふるさとチョイスの特設ページから行えることになっている。

詳しい問い合わせは、南房総市企画財政課(0470-33-1001)へ。

【写真説明】市特産の「房州黒あわび」

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