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館山中の校歌は五十嵐さん・小林さんの作品に決定

2021年10月06日 03時00分
館山中学校の校歌

今年4月に開校した館山市の館山中学校の校歌が、公募により決定した。タイトルは「彩光(ひかり)」で、作曲は館山市出身の五十嵐一歩さん=東京都在住=、作詞は小林恭子さん=館山市在住=が手掛けた。市が5日に発表した。

2人は安房高時代の吹奏楽部の先輩・後輩の間柄で、共同で応募した。五十嵐さんは旧第二中の卒業生で、現在は「コーエーテクモゲームス」のサウンド制作部に勤務。「信長の野望」「戦国無双」などのゲームサウンドを手掛けている。

小林さんは旧三中の卒業生で、音楽サークルを結成し、高齢者施設やかいごフェスタなどで演奏活動をしているという。

校歌に込めた思いについて2人は「この校歌を歌ってもらうことで子どもたちがいずれ大人になったときにも、故郷館山を思い出し、一度は館山から出たとしてもまたいつか館山に戻ってきたい。もしくは地元愛を持ち続けてくれるようにという願いを込めました」と説明している。

歌詞の1番は「昼間の館山の情景」、2番は「夕刻の館山の情景」、3番は「未来へ向けたメッセージ」をイメージ。優しく歌いやすい校歌に仕上げた。曲の長さは2分22秒。

校歌は、歌詞と曲のセットで5月中旬から6月末まで作品を募集し、応募のあった29作品の中から、校歌選定委員会(市教育長、館山中職員、PTA代表、外部有識者の10人で組織)で選考した。

1次選考で各委員がそれぞれ良いと思う曲を複数選ぶ形で5作品に絞り込み、2次選考では5作品を視聴し、各委員からそれぞれ意見を聞くなどして、最終選考の1作品を選んだ。その後、最終選考の作品について応募者と修正協議し、完成させた。

校歌に選ばれ、五十嵐さんは「この校歌をつくるために、この地に生まれてきたということが分かりました。偶然起きるということはなく、全ては必然です」。小林さんは「母校の、そして子どもたちの通う学校の校歌に選ばれたこと、本当に幸せです。校歌、笑顔で歌い奏でてください」とそれぞれコメントしている。

生徒らには4日に発表されている。校歌の音源や詳細は市のホームページで公開されている。

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