ニュース

ガソリンスタンドの外壁にトリックアート 南房総

2021年10月15日 03時00分
外壁に描かれたトリックアートの前で金井代表=南房総

南房総市石堂の国道410号線沿いにあるガソリンスタンド「金井石油」の外壁に、同市の「酪農のさと」をモチーフとしたトリックアートが描かれた。「本物だと思った」と、絵の中の金井澄男代表(72)に声を掛ける人がいるほどリアルな描写で、地域の話題になっている。

トリックアートとは、人間の目の錯覚などを利用して立体的に見えたり、見る角度で全く違う印象を与えたりする体験型アート。「東京トリックアート迷宮館」などの直営美術館をはじめ、全国各所の建物やイベントの絵で高い評価を受ける株式会社エス・デー(本社・栃木県那須郡那須町)の登録商標で、今回の作品も同社が制作した。

絵は、北側と南側の2面に描かれ、どちらも北を向いている。大きさは、北側が縦182センチ、横275センチ、南側が縦200センチ、横400センチで、酪農のさとの風景や白牛が立体的に描かれている。制作側の提案で、南側の絵には散歩中の金井代表と愛犬の柴犬「紅子」が加わり、等身大で今にも動き出しそうだ。

金井代表によると、「壁の塗り替えの時期がきたが、ただ塗るだけじゃ味気ない」と、知人の紹介でトリックアートを依頼した。解放感があり酪農発祥の地の歴史を伝える同所をテーマにお願いしたという。

「コロナの後は、自然の中で癒やしを求める人が増えてくると思う。少しでもそんな南房総のPRにつながれば」と金井代表。作品制作中の動画は、インスタグラムの「トリックアート」公式アカウントで公開されている。

Ads