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電動トゥクトゥクで17人が農家巡る 安房

2021年11月12日 03時00分
エモビで農家を巡って生産物を購入する参加者=南房総

農家が集まるのではなく、参加者が農家を巡る「サーキットマルシェ」が30日、南房総市三芳地区と館山市の5か所を拠点に開かれた。三輪EVトゥクトゥク「エモビ」に乗った地域内外の17人が、農家との交流を楽しみながらコメや加工品、総菜などの購入を楽しんだ。

午前と午後の部に分かれて、4台のエモビ(定員3人)に乗車。南房総市御庄のコワーキング「御庄ステーション」を出発した参加者らは、▽やぎ農園(南房総市)▽百姓屋敷じろえむ(同)▽館山パイオニアファーム(館山市)――の3か所の農家を自由に巡り、道中の景色も楽しんだ。最後に、南房総市山名の交流施設「ヤマナハウス」で、総菜づくりのワークショップも催された。

各農家では、出店ブースが設置され、新米や加工品、平飼い有精卵、自家製漬物、自家製ジュースなどを販売。希望者は収穫にも参加でき、生産現場ならではの会話や体験を堪能した。

千葉市から家族3人で参加した高津真裕美さん(41)は、「コロナ禍で市民農園を始めたことで参加しました。初めてゴマの脱穀を体験させてもらって、次男も大喜びでした」と感動の様子。やぎ農園の八木直樹さん(56)は、「自宅であれば準備の手間も省けて、伝えられることも多い。例えば20か所ぐらいの農家で一斉にやったら、もっと面白いことになるのでは」と企画に期待を寄せた。

マルシェは、地域内外の若手起業家でつくるLCP(Local Circulation Platform)が主催。次世代型のモビリティーの利活用に取り組んでおり、今後も環境に配慮した方法で里山の魅力を発信していきたいとしている。

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