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鴨川署とイオン鴨川店が不審者対応合同訓練

2021年11月19日 03時00分
犯人を制圧する警備員と従業員=鴨川

鴨川署(相内周時署長)とイオン鴨川店(岩崎良介店長)は17日、同店で、不審者に対応するための合同訓練を行った。従業員など約40人が参加し、迅速な通報や、複数人で連携して制圧するシミュレーションをした。

京王線特急での乗客刺傷事件や、宮城県のこども園に刃物を持った男が侵入した事件など、不審者による事件が多発していることや、年末に向けて飲酒の機会が増えることから、とっさの危機に対応する力を高めようと、訓練を実施した。

不審者がサービスカウンターで刃物を振り回しているという想定で臨んだ。カウンターの女性従業員らが逃げながら通報。男性従業員と警備員が連携し、さすまたと買い物カートを使って不審者を壁際に追い詰めた。

カウンターの受け付けで、最初に不審者と接触する役を担当した50代女性は「警笛をうまく吹けず、パニックになって逃げるのが遅れてしまった。有事の際は、まずは自分の命を第一にしたい」と緊張した様子。

カートを使って不審者を取り囲んだ男性従業員は「周りが見えなくなり、犯人と1対1のような気持ちだった。チームで連携して制圧するのが大事だと感じた」と感想。

訓練後、県南部で護身術の講話などを行っている伊丹健二警部補が、さすまたの使い方を指導。「U字を縦にした方が犯人につかまれにくい。なるべく下の方を持ち、距離を取って」など教えた。

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